2002年5月底 台湾旅行 その4

第四天・・・快晴

烏来への道は険しい・・・

今日はいよいよ、この旅行の第2のイベント(第1のイベントはやはりコンサートということにしておかないとね)「烏来」行き。同行者は蛋蛋、YUTAKAさん、EIGOさんと私の4人。

烏来は台北から1時間程度で行ける山あいの温泉地で、原住民「タイヤル族」の村としても有名な観光地だとガイドブックには書いてあります。台湾は都会と田舎でその印象ががらりと変わるので、毎回、台北だけでなく地方にも行きたいと思っているのです。で、前々回の旅行で烏来に住んでる「振榮くん」と知り合いになり「遊びにおいで」と誘われていたこともあって、出かけていくことにしたのでした。しかし、前日の夜更かしがこたえてる・・・。(寝たのは5時近かったノデス。)

新店からバスで行こうと思ってたんだけど、蛋蛋が車を借りてくれることになり、お言葉に甘えることに。・・・しかし、いざ車に乗り込むと、ウンともすんとも動かなくなった!

あ〜ん、車が壊れちゃった・・・・。借り物なのに。

「さっき借りてきたときは普通に動いたのに!」

仕方ないので振榮君に電話して新店駅まで迎えに来てもらうことにしました。中国語で事情を説明して交渉しました、ふ〜。今回の旅行ではずっと日本人と行動してたし、蛋蛋とも日本語で話すので、ほとんど中国語を使いませんでしたが、聞き取りは前より進歩してると感じました。しゃべる方は、相変わらず・・×ですが。

いよいよウーライだ。 

新店から烏来へ向かう道々いろいろ振榮君が話をしてくれます。日曜日のせいか烏来は人が多いらしい。たしかに車とかすごくおおい。山沿いの道にずーっと路上駐車してる。ところで振栄くんといちばん親しいのは私だけど(それでも話したのは2回くらい)、彼は中国語なので、お喋りはもっぱら蛋蛋に任せて、通訳してもらいました。(楽)

  

動画

振榮くんの家の裏手のダム湖。

ベランダから飛込めそう。

まず振榮君の家の近くのダム湖に面した食堂でごはん、食材を選んで、好きな方法で調理してくれるというシステムのお店でしたが、すべて地元の方におまかせしました。美味しかった。店の窓の下はダム湖になっており、景色がキレイ。振榮君達はここでボートに乗ったり泳いだりするのだそうです。この店には時々陳昇もくるのだそうな。

  

食材を選ぶ。隣はセブンイレブン。

できた料理がこちら。味もなかなか。

烏来雲仙楽園とロープウェイ

車で更に上に上って白糸の滝(烏来瀑布)へ。水不足のためか、水量は少な目。そうそう、ここの水が台北に供給されているのだそうです。ロープウェイで「雲仙楽園」という遊園地に行ってみる。あ、このロープウェイは「未来日記」イーロンの台湾篇にでてきたような・・・そうか〜ここだったのか〜。

烏来瀑布。白糸の滝。

ロープウェイ乗り場。

まんなかが振榮くん

烏来の有名なトロッコ列車は、去年の台風で山崩れがあって不通になっているとのこと。ロープウェイからもくずれたところがよく見えた。トロッコってウーライの観光の目玉なのでは?心配ですね。

不通になったトロッコ列車。

ロープウェイからのながめ

ロープウェイからのながめ。タクシーが豆粒。

山の上は涼しくてとても気持ちが良かった。遊園地自体がとても古く、お客も少ないらしくアトラクションはどれもこれもボロボロ・・・。閉鎖になっちゃうかも・・・心配。でも自然いっぱいで気持ちの良いところです。

タイヤルの勇者の像?

タイヤル族の結婚の儀式。

振榮くんの後ろにあるのは
彼のお父さんが設置した人形。
がけの真中にあるのです。スゴイ

吊り橋。定員は20人。

あ、こんなアトラクションが・・・

またロープウェイに乗って山を下り、今度は川の温泉へ。

川湯

ここは普通の川の中から温泉が湧いているというところで、川遊びと温泉遊び(?)が同時にできるところ。とても人が多かった。みんな水着を着て楽しんでる、振榮くんによると、平日の人が少ないときなら夜バーベキューをしながら遊べるそう。う〜ん楽しそう!、今度また絶対来よう。と心に誓う。温泉の温度はかなり高く、川の水と混ざってるのに結構熱い。

 

人がいっぱい。

たのしそう^^

お湯が沸いてるんです。
おもしろ〜い。

地元の青年団みたい?

烏来老街の温泉

川湯で遊んだあとはいよいよホンモノの温泉へ。「ウーライの一番にぎやかなところ」と連れて行ってもらったのは、おみやげやさんが立ち並ぶ通り「烏来老街」。台北へのバス停やトロッコ乗り場もここにあるらしい。街の真ん中にあった「東風温泉会館(02-2661-7888 朝8時から深夜2時まで営業)」で温泉にはいる。男湯、女湯、2人用個室、がありいずれも400NT。「30分後にね。」と約束して私はひとり女湯へ。

台湾の温泉は初めてだ!どきどき、どうやって入るのかな?何かルールがあるのかしら?脱衣場には鍵付のロッカーがある。係りのおばさんが「初めてですか?」と聞いてくる。「はい」と答えたものの、鋭く外国人だと見破られ「韓国人か?」と聞かれた。「日本人です〜。」とこたえ、入り方を聞くと「あとでちゃんと教えちゃるから準備しておいで」となかなか親切。あとから聞いたところによると、この係りのおばさんのお母さんは若い頃、日本男性と恋仲になりお腹が大きくなって・・・・とここまで話してくれたあと、仕事で上階から呼ばれて行ってしまった・・。おばさんのお父さんは日本人なのかな?ロッカーにはバスタオルとフェイスタオル、シャワーキャップ、コップホルダーが入っていて、お茶も自由に飲めるようになってた。私たちは蛋蛋のすすめもあって、タオルとかいっぱい持ってきてたんだけど、必要ありませんでした。石けん・シャンプーもそろってたし。

カラスの行水風に温泉を楽しんだあと、外に出ると暗くなっていました。

 

新店まではバスで帰ろうと思っていましたが、振榮君が送ってくれることに。
彼は、明日の朝6時の飛行機でマレーシアへ行くのだそうだ。寝る時間ないじゃん。中華航空だって。どうかご無事で・・・。

あ!こんなところで陳昇発見!!あるレストランの前に貼り出してありました。

田舎の生活 

烏来で面白かったのは、行く先々で振榮君の知り合いがいると言うこと。

烏来で生まれ育ったということなので、当たり前なのかもしれないけど、ロープウェイの乗り場も顔パスで料金いらず、売店でジュース買ってもお金はいらないと言われ、遊園地では係りの人といちいち顔見知りで挨拶してるし、あちこちの食堂では「よっていかないの?あ、お腹いっぱいなの?」と声をかけられ、客引きしてたタクシーの運ちゃんは「この人達は彼の友達だってよ」とあきらめ、料金所でも世間話(住民は入場料がいらないらしい)、温泉に行けば親戚がやってるって言うし、おみやげ物やさんでも「山粉圓」という飲み物を飲んだらお代はいらないって言われるし・・・・。

いなかってすごい・・・・・。それとも振榮君が特別なのかな?

「すごいね」というと「アニキだから」との答え・(注:「アニキ」とはやくざのお兄さんのこと)

今回は公館に毎日通ったかも

帰りはまた公館に行く。蛋蛋が学生の頃良く行ったという食堂でごはん。美味しかった。新東陽で買い出し。

夜の公館

同じく公館。

蛋蛋おすすめの蒸しケーキ

公館駅前にあった災害時の案内。

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