「OPIUM ROSE」1998年 


“A”Train到天堂

 

If I die in seven avenue I shall take "A"train to heaven

Meet some friends in Harlem bridge And sleeping well in the wood

Don't you cry 俺がもう帰らなくても 俺は天国には行き着けないと思う

 

俺のような普通の人間 夜の列車内尋ねてくれる人もない

駅に着くときらめく光 朦朧とした意識に遠巻きに見る人が来ては去る

力なく笑った顔をあげると 夜風の中に故郷の訛りが聞こえる

Hey ・・・・・・・・・・・・・ I got to lay down, I got to lay down

Hey ・・・・・・・・・・・・・ I got to lay down, I got to lay down

On the floor

 

もう俺は狂ってると思ってた 生命の中を来ては去って行った人々

自分が来た道を見渡してみても 遠すぎて君の姿はもう見えない

Hey ・・・・・・・・・・・・・ I got to lay down, I got to lay down

Hey ・・・・・・・・・・・・・ I got to lay down, I got to lay down

On the floor

 

世紀末の夜に “A”trainの終点で起こった出来事

その物語も夜が明ければすぐに忘れ去られてしまう

もし君が通りかかっても ひどく悲しむ必要もない

君も大人になれば もつと冷淡になれるのだから

Hey ・・・・・・・・・・・・・ I got to lay down, I got to lay down

Hey ・・・・・・・・・・・・・ I got to lay down, I got to lay down

日本語訳:VIVIEN LIU


橘子鼓

 

Rodney boy 僕のためにドラムを叩いてくれ

煩わしい悩みがないから 傷心の人が聴いても泣くこともない

君のドラムはオレンジで出来ていて 聴くと辛さを忘れるんだって

 

こんな退屈な夜 死ぬほど孤独でもきっと来る人はいないはずさ

Johnny boy 君のために踊ってあげよう

人を悩ませたりしない君と僕だから 寂しい人が聴いても泣きはしない

僕は音楽の虜 もう逃げる場所もないんだ

悲しい昔の出来事 それももうそれほど重要ではなくなった

僕は我慢したくはない 歓楽の街でゆっくりと死んで行くなんて

しかし幼い時の夢は 今でもそれほど重要なのだろうか

一日また一日 孤独の短調

Why don't you stay away from me?

Eric boy plays a song for me

Stay away from the alcohol 明日が来なくても泣いてはだめだ

誰にも分かるはずがない どこに逃げればいいのかなんて

唐朝に逃げおおせたら また隋朝まで僕は君に付き合うよ

Please shut the door, don't let the sun shining

仔細に試している暇はない 門外に締め出した明日もすぐに色褪せる

They say work hard, play hardly

余計なお世話だ But don't dying young

僕は我慢したくはない 歓楽の街でゆっくりと死んで行くなんて

しかしかつて僕が愛した人たち 君たちみんな今も元気だろうか

こんな寂しい夜 何も欲しくはない ただ孤独の短調が欲しいだけ

*急にやって来て すぐに去って行く こんな蒼白な人生

 僕はぬかるみの中で足掻き So lonely I could cry

 急にやって来て すぐに去って行く こんな盲目的な人生

 Oh I want it, Oh I want it 孤独の短調

Come on Rodney 僕のためにドラムを叩いてくれ

煩わしい悩みがないから 傷心の人が聴いても泣くこともない

君のドラムはオレンジで出来てるんだって 聴くと孤独を忘れるね

こんな憂鬱な夜 君も絶対に眠らないでくれよ

僕は我慢したくはない 歓楽の街でゆっくりと死んで行くなんて

しかし僕がかつて愛した人たち 君たちみんな今も元気だろうか

一日また一日 何も欲しくはない ただ孤独の短調があればいい

(REPEAT*)

 

日本語訳:VIVIEN LIU


影子

僕が君ならよかったのに 君は僕に気づいただろう
永遠に拭い去れない影のように 昼も夜も僕は君のそばにいる
影には自分がない 愛欲や恋敵に憂えることもない
ただ君の喜びや悲しみに付き合うことができるだけ
考えがないから君に背くこともできない
僕は黒色 君がいつも忘れていることを責めたりはしない
ただ黒い影だけがひとりぼっちの君に寄り添っている
恨みを抱いたこともなく 疑いを抱いたこともなく
ただ街燈の下に立ち君の言葉を聞くことができるだけ
君はまた彼が憎いと言い 顔を覆って夜のなかを駆け回る
こんな透明な僕 どうしたら君を捕まえられるのだろう
君の足跡を辿っている 黒を一塗りした憂鬱のように
君の一生に付き従う伴侶

君に話がしたい だけど僕は言葉が話せない
透明な人 暗闇のなかでは離れて行くしかない
君の息づかいを聞き 頬に濡れている涙の滴を見ても
分からない 立ち去るべきか それとも優しく抱きしめようか

君はまた彼が憎いと言い 顔を覆って夜のなかを駆け回る
こんな透明な僕 どうしたら君を捕まえられるのだろう
君の足跡を辿っている 黒を一塗りした憂鬱のように
僕は君の一生に付き従う伴侶
君に話がしたい だけど僕は言葉が話せない
僕は君の傷ついた黒い伴侶
恨みを抱いたこともなく 疑いを抱いたこともなく
ただベッドの縁に座って辛抱強く君と共に泣くことができるだけ
La  La  La ・・・・・・・・・・

日本語訳:VIVIEN LIU

 


淺藍大肥猫

KiKiはブルーの肥った猫 闇夜に軽々と屋根の上を駆け回る
周囲一里の色恋沙汰は全てご存知 KiKiは猫族でも階級が高いと一目瞭然
老同樂のフカヒレは煮すぎて固く 川菜館のお嬢ちゃんは夜になると騒ぎ出す
八品マンション七階に住むペルシャ猫 秋に生んだ子猫のオヤジはこの俺さ
Miao Miao Miao Miao 犬が糞を食う癖は直らない 猫の盗みも傍若無人
こんなでたらめな都会に生きるんだ 規則なんていらないよ
たらふく食らい ぐっすり眠り 母さん猫を想い 春の夢を見るだけさ

JJはあの富貴なお方の末っ子だ 金の亡者のこのうすのろは民意の代表者
ゴシップ雑誌の娘さんを全部欲しがる JJは人類でも格調が低いと一目瞭然
振り捨てられない女も満更じゃないぞ 金で片がつくなら一大事ってわけじゃない
缶詰の鮑はまるでプラスチック この世にはもっと私をワクワクさせることはないのか
Miao Miao Miao Miao 犬が糞を食う癖は直らない 猫の盗みも傍若無人
こんなでたらめな時代に生きるんだ 人格なんていらないよ
ご馳走食らい 老いぼれるまで遊び 母さん猫を想い 早く死ぬだけさ

酒色金運課程は学校では教えないぞ 拳骨で片がつくなら一大事ってわけじゃない
行き詰まった庶民の悲しい叫び そんなもの私には聞こえないね
この世界を踏みにじっているのは 絶対に私であるものか
Miao Miao Miao Miao 犬が糞を食う癖は直らない 猫の盗みも傍若無人
こんなでたらめな都会に生きるんだ 規則なんていらないよ
たらふく食らい ぐっすり眠り 母さん猫を想い 春の夢を見るだけさ

日本語訳:VIVIEN LIU(協力:蛋蛋)

 


流星小夜曲

靴を脱いで温かい夜風の中を駆け回る まるで子供のようだ
君の生活は空っぽだってまだ思ってるの 流星を見たこともなかったんだね
昨日の君は人波溢れる街の中 どこから来てどこへ行くのかも忘れていた
明日の君はまた気違いじみた日を待ち受け 寂しさが無くなればいいと願う

人は互いに余りにも我儘なようだ 誰かに愛されることだけを渇望している
だから僕達も忘れ去ってしまったのだろうか
どのように自分を差し出すのか どのように愛するのか なぜ愛するのかを

流星 流星 どこから流れて来たの 君と僕が出会ったのは暗い夜の海
流星 流星 どこまで流れて行くの

流星を追って駆け回るのにも疲れたら 僕のそばに寄り添って
僕の流星今夜しっかりとこの手に捕まえた もう二度と離しはしない
楽しみたければ楽しめばいい
生命には黒い雲がつきものだから 僕の胸の中でそっと泣くんだ
声をあげて泣きたければ泣けばいい
幸福は美しいけれど儚いものだ 君は知っているかい

君と一緒に温かい夜風の中を駆け回る まるで子供のようだ
君は思っているだろう 失望することさえ疲れてしまったと
僕は君から離れないよ 今までもこれからも

日本語訳:VIVIEN LIU

 


細漢仔

僕の兄弟細漢仔は十八歳の年 満腔の熱血と母さんの祈りを胸に台北にやって来た
都会の隅っこ悪臭漂う新店渓のそばに住み 初めての仕事は真っ黒いJaguarの運転手
乗っているのは金持ちの旦那様、旦那様の開くホテルでは
立法委員に当選して毎日飲んだり食ったり 豪勢極まりない
世界は毎日移り変わり訳の分からんことを言う奴もいる こんな物語きっと君も耳にしたはず
なぜ知識人の話は毎日あいも変わらず 左傾してたり右傾してたり心に充ちる理想郷だとか
手にした利益は放そうとせず くそったれのたわごとばかり
細漢仔には分からない 人がみな考えさせまいとする 考えるとロクなことないんだと
考えすぎた人はそのために暗い牢の中 単純な心には疑いばかり悲しくてたまらない
理解する必要がないこともある 得になることは拒絶せず 偉大な国民になる心の準備をするんだ
大物も小物もごろつきは人を驚かす鉄条網を組んで 真夜中の大通りで追いつ追われつ
専門家によればこれは権力の病態だとか 彼の言葉にかかずらって君は何をする
世界で一番金持ちの乞食が 金銀をまとい空っぽの頭を揺すっている
真理は強者の側にあり 誰もが血眼で If you wanna rich,you got to be a bitch

兄弟がっかりするな 不満なら故郷で百姓をしよう 稲は一斤いくらでも売れないけれど

*Confucius は僕と共に成長することには無関心で 愛して愛される方式を選ぶこともできない
Confucius がどうも僕に気づかせたようだ 社会は元々黒白をつけられないのが常態なのだと

母さんが息子に言う早くお帰り 嫁は気丈だけれど陰で泣きながら待っている
社会の暗黒をまさか知らないわけじゃないだろう
宝の山を前にして帰れるものか 男児の立てた志頑張るしかない
ご先祖様も悪人とも善人とも付き合った ハジキを手にして忘れてしまう自分という存在
母さんの話は頭から放り出し 黒眼鏡で運転するのは Alfa Romeo
アニキには絶対服従 凶悪で鳴らす彼はあの通りではちょっとした英雄さ
故郷を想えば辛くなることもあるけれど 社会に足を踏み入れれば後悔の余地はない
少なくとも男子としての尊厳はまだ失ってはいない(*REPEAT)

ついにある日故郷に報せが届く あんたの息子が大変だという
老板の地盤争奪に命を投げ出し 早く連れ出さないと生きては冬を越せないと
母さんは嫁を伴い泣きの涙で大都会へ 尋ね当てたホテルの老板は逃げ回り
選挙運動で大忙しの真っ最中 使いが伝える「泣きたいほど腹が減ったがあんたの亭主は見つからない」
寒々とした風のない夜 新店渓の水面に音もなく人影が漂っている
細漢仔は今度こそとうとう本当に一言も話せなくなってしまった

日本語訳:VIVIEN LIU(協力:蛋蛋)

 


生命的滋味

昨日はどこに隠れていたんだい 尋ねようとしてもその隙もない
僕のような友達 君は思わないかい 満更でもないと
僕は明日に尋ねに行きたい 誰にでも同じように対するのかと
大した違いはないんだろうと

僕は笑うだろう 僕は泣くだろう なぜなら僕には分かってるから
誰も思いのままに今日という日に留まることはできないと
僕は笑おう 僕は泣こう そうして生命の滋味を豊かにすることが必要だから
La La La....

蝶には春の日が必要なように 同じように僕も誰かの想いのなかに
いつもゆっくりと ゆっくりと姿を現すことを思ってみる
もうはっきり恋だとは言えないけれど
不思議なことに夜が明けると 今でも頬の辺りになぜか涙の味がする
だから僕は笑う だから僕は泣く なぜなら僕には分かっているから
夢の中で彼女がまた僕のそばにやって来たみたいだと
僕は笑うだろう 僕は泣くだろう そうして生命の滋味が満たされたから
La La La....

そうだ僕は忘れていた 生命の中には必ず慈しむ心があるということを
なぜなら手に入れるということはそれを失う悲しみを拒否することなのだから
夜になると決まってゆっくりと悲しみが浮かび上がって来ないように 今
日の僕はもう簡単に君を行かせたりはするものか

僕は笑うだろう 僕は泣くだろう なぜなら僕には分かっているから
誰も思いのままに今日という日に留まることはできないと
僕は笑おう 僕は泣こう 君が生命の滋味を豊かにしてくれることが必要だから
La La La....

だから僕は笑う だから僕は泣く なぜなら僕には分かっているから
夢の中で彼女がまた僕のそばにやって来たみたいだと
僕は笑うだろう 僕は泣くだろう なぜなら君が生命の滋味を満たしてくれたから
La La La....

日本語訳:VIVIEN LIU

 

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