■イタリア一人旅■ 2003年 8月10日〜18日

第五日目 8/14

ソレントからアマルフィに小旅行です。
朝4時ごろに目が覚めてしまい、眠れないのでまた「沈黙」を読んでいたら、やりきれない気持ちになってきました。これではいけません。7時に朝食を食べてとっとと出かける事にしました。ポジターノやアマルフィ、ラッヴェロなどアマルフィ海岸の小さな町を尋ねてみましょう。まずは観光案内所で地図とかもらいましょうか。バスで行って船で帰ってくるのが景色もいろいろ楽しめて吉かな。

  ■バスでアマルフィ海岸へ 

ソレント駅前からポジターノ経由アマルフィ行きのバスに乗ります。アマルフィまで2.3ユーロ(300円)SITAバス。

駅のタバッキ(キオスク)でアマルフィまでのバスのチケットを買い、乗り場へ行くとすでにアマルフィ行きのバスが来てました。

しかし、ものすごい人だかり。かなり大きな観光バスクラスですが、これでは立っていくしかないので、次のバスを待ったほうがよさそう。

20分後次のバスが来る頃には、またまたすごい人数になってしまいました。列はないので、入り口が殺気立ちます。観光客ばかりなんだからもっとおおらかにいこうよ〜。1番だったはずの私は10番くらいで乗れました。でもなんとか右列窓側の席を確保(海が見えるほう)。酔い止めを飲んでいざ出発。やっぱり立っていく人も多く、途中のバス停では乗れないくらい。
写真は途中のバス停。 SITAバス http://www.sita-on-line.it/

■バスの車窓から

 
途中から海に出て、絶景が広がります。がものすごいくねくね道です。酔い止め飲んでて正解デシタ。

■アマルフィ到着

 
ポジターノで降りようかな〜とも思っていたのですが、「ポジターノから乗ったら、座れないかも」と思い直し、結局終点のアマルフィまで行きました。1時間半くらいかかりました。(普通は1時間10分程度らしい)ここは、中世に栄えた海洋国の街だそうで、華やかなリゾート地の港町です。観光客がおおい〜。夕べからの鬱な気分も吹き飛んでうきうきしてきました。

■アマルフィのかわいいお店

  

アマルフィはとっても小さな街でした。海岸からすぐ山が迫っているので、家は斜面に貼りつくように建っています。
レモンが産物のようで、レモンのお酒を売っていました。飲まなかったな〜。買ってくればよかったです。

  
帰国後発売になった「FIGARO」にアマルフィの記事が出ていました。↑この唐辛子のお店や↑このレストランの写真も出てましたね。みんな写真撮るとこいっしょなんだな〜。このレストランでお昼食べました。RISTORANTE IL CHIOSTRO。CHIOSTROって「回廊」の意味ですね。


■白い町

白い壁の街で、トンネルみたいに路地がつながっています。ちょっと歩くと人がグンと少なくります。うっかりすると人のおうちのとか入っちゃいそうな感じです。
左の写真の階段の上にあるのはホテルです。黒い看板が出ていますね。ホントはアマルフィでこんな感じのホテルに泊まりたかったんですけど、夏の季節は最低1週間泊まってくださいといわれ断念しました。

■天国の回廊

中世のお金持ちのお墓だそうです。入場料2.5ユーロ。とても静かで、涼しくて気持ちのよいところでした。ドゥオーモの裏手にあってそのまま聖堂の中にも入れます。入り口にはこのような注意書きが4カ国語でかかれていました。

  

ところで天国はイタリア語でパラディソというらしいのですが、この言葉を聞いて、「沈黙」にでてきたキリシタンの言葉の「ぱらいそ」を思い出し、またうかれた気持ちがどよ〜んと・・・

■カフェでお茶している間に・・・

当初の予定ではアマルフィからバスでラヴェッロへ行って、ポジターノ経由でソレントに帰ろうと思ってたのですが、アマルフィでだらだら過ごす間に、時間がたってしまい、どちらに行くのもぎりぎりの時間しかない事がわかりました。

帰りは船と思っていたのですが、船の最終が思いのほか早く(バスなら夜中まである)結局、どこにも行かずアマルフィだけですごすことにしてしまいました。

←で、まず、ドゥオーモが見えるカフェに陣取って、この土地のお菓子を頼んでひたすらお茶タイム。ここのボーイさんはよく働いていました。暑いのに感心ですね。


ソレント半島(ポンペイも含めて)は、バカンス客が大勢押しかけるところで、皆ほとんど家族単位でやってきてるようでした。

なのでベビーカーをすごくみかけました。子供はみんなかわいいですね。

写真はドゥオーモ前の広場にて。

■6:30の船でソレントへ帰る

港に早めに行って、チケットを買いました。6ユーロ(バスに比べて高いけどその分快適なのでしょう)
写真の船はサレルノ行きで、小さめですがソレント行きは、「海のメトロ」というおっきなジェットフォイルです。

http://www.metrodelmare.com/

 
船上にて、また酔い止めを飲みました。船室にいては酔ってしまうかもと(ホント船に弱いのです)狭い甲板に座り込んでいました。
しばらくすると後ろのほうでただならぬ気配、何だろうと振返ってビックリ。
私の真後ろで年配の女性が倒れて意識不明になって応急の介護を受けていました。
声をかけたり水で顔をぬらしたり、足をさすったりして、やっとのことで意識が戻り船室に運ばれていきましたが・・・・

ポジターノを経由するはずの船はまっすぐソレントに着き、港には救急車が待っていました。
きっとポジターノには救急の医療機関がないのですね。

  
船からホテルが見えました。


  ■夕飯はうち飯ビール

スーパーで買った、ビールにクリームチーズ&クラッカー。それに差し入れのフルーツバスケットでお部屋食です。

かなりボリュームがあって、3食にわたって食べつづけました。3日滞在だったからよかったけど。
ぶどうに至っては、ソレントを発った日のお昼がわりにナポリ駅の待合室で食べちゃいましたよ。

この果物は知人からの差し入れで、昨日チェックインしたときから部屋にありました。ナイフ&フォークにフィンガーボールまでついているのに、カードがなかったため、2日目の夕方までホテルのレギュラーサービスかと思っていました(でもそれにしては多すぎるとも思い、怪しかったので手をつけないでいたという・・)webcameraの件で日本に電話して、初めて差し入れと判明。
どうもありがとう。美味しくいただきました。


ソレントに着いたら8時ごろでした。港からホテルに直行して、部屋でご飯食べてTVみてばたんきゅ〜。ジャッキー、サモハン、ユンピョウがイタリア語でカンフーする映画もおつなものですね。

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