■イタリア一人旅■ 2003年 8月10日〜18日

第二日目 8/11

ローマからナポリに寄って、ポンペイまで移動します。
ナポリまではユーロスター(ES)という特急列車を利用。
ナポリで「国立考古学博物館」を見学して、できれば、ピザとか食べられたらいいなぁ。そうそう、今日のうちに明日の遺跡見物に備えて、サングラスを買っておかなければ!(家を出るときどうしても見つからなかったのデス)

■ローマからナポリへ テルミニ駅
 10:45発のナポリ行き ESに乗りました。指定券は昨日空港で購入しておきました。
 ローマ〜ナポリはES(一番速い特急)の2等車で22.21ユーロ(約¥3000)。

イタリアの駅には改札がなくて、切符を持ってる人は自主的にホームにある「刻印機」に切符を差し込んで日付と時間をガッチャンとスタンプする仕組みです。これしらないとホントとまどいます。地下鉄やバスも同様なんですが、地下鉄では、自動改札のところもありました。

 
ホームの列車案内:これが頼り                 私の乗ったES

■ナポリ 国立考古学博物館

ナポリは通過するだけですが、一箇所だけこの「国立考古学博物館」ははずせないスポットです。
なぜなら、明日行く予定のポンペイの出土ブツのほとんどが、こちらに展示されているらしいのです。
ポンペイは、今回のメインイベントですから、この博物館でさらに期待を高めます。

∴行き方
ナポリ中央駅の荷物預かり(12時間3ユーロ)に大きな荷物を預けて貴重品と帽子、水だけ持って出かけました。どうやっていくのかな〜?ト思ったとき、ガイドブックを荷物に入れたまま預けてしまった事に気がつきました。あちゃちゃ。仕方がないので、インフォメーション(長蛇の列)で行き方をたずねることに。

博物館は意外と近いところにあるらしく、「地下鉄で1駅。そこから徒歩5分」とのお答え。
どっちの方向に徒歩5分なのか不安でしたが、「駅に表示くらいあるだろう」と気軽に地下鉄で向かいました。いや、この地下鉄がまた蒸し風呂みたいですごかったのですが、まあそれはいいとして、一駅のって「カブール駅」下車し、「→MUSEO(ミュージーアムの意)」の表示にしたがって、地下通路どんどん歩いて、たどり着いた先は「博物館」ではなくて、「MUSEO駅」でした。要するに二つの駅が地下通路でつながっていただけ。

しかし、そこから博物館への行き方の案内がどこにもないのです。「外に出たらで〜んとそびえているのかな?」と思って、駅の外に出てみるも、大きな広場(カブール広場)があるばかりで何の案内もなく、どの建物を見ても博物館級の古さと押し出し。(さすがに下に商店が入ってるようなのは違うとわかりますが)そして人もいない。

目の前のバス停を見ると博物館らしきマークが・・。
「これだけ案内がないと言う事は、説明不要なほどわかりやすいのだろう。近い事は間違いない」などといろいろ考え迷っていたら、目の前の一番近い建物が、博物館でした。ただ、裏手になっていて、しかも入り口が工事中だったのでわかりにくかったのでした。


さあ、いよいよ博物館へ。入場料9ユーロ、でも場内案内のパンフとかもなく、ただ、適当に歩いて回る。
「ポンペイとエルコラーノ展」というような特別展をやっていました。
館内は、エアコンなどないのですが、風の通る場所が所々あって、そういう場所ではおもいきり涼みました。気持ちよかった。やっぱりエアコンは私にはあわなと実感。

壁画の修復の様子

「お尻のきれいな」ヴィーナス

ポンペイ出土。きれい〜。

たこやき?!

こういう出土ブツのほかに、圧巻だったのは、やはりモザイク画です。
写真は撮りませんでしたが、世界史の教科書に載っていた「アレクサンダー大王」の顔はここに収蔵されてる壁画のものですし、2000年前のものとは思えないほど鮮やかで緻密なモザイク画が多数展示されていました。

ここのミュージーアムショップで「ポンペイ発掘ガイド」日本語版を購入しました。
これで明日の遺跡見学の準備OKです。


■ホテル:アムレト(ポンペイ)★★★★

2日目・3日目はポンペイの新市街に宿を取りました。
ポンペイの町のサイトからホテルリストを探して予約した「AMLETO」はシングル1泊75ユーロ(ハイシーズン料金)

ポンペイではここの他にも街の中心にあるホテル数軒あたってみたのですが、実はココしか予約が取れなかったのです。

国鉄駅からも遺跡からも近い街の中心で便利です。
こぢんまりとして、スタッフも慇懃でなく、かわいくていいホテルでした。
エアコン/TV/金庫/冷蔵庫あり。バスタブ無し。

ロビーにインターネットのできるPCがおいてありましたが、「インターネットポイント」とか言うシステムでカードを買うらしい。1時間5ユーロ・・・って高い!(ので使いませんでした)

http://www.hotelamleto.it/

部屋はタイル張りで、昨日のローマのホテルと比べるとベッドは2倍の大きさ。
ベランダもついてて、テラスの庭もあり、屋上にもも上れたりして、なかなかくつろげました。
朝食も一番豪華でした〜(このあと泊まった、1泊114ユーロの宿よりよかった)
機会があったら、ココはまた行きたいです。

   
ココだけじゃなったのですが、チェックイン時、TVとエアコンのリモコン(写真のベッドの上に載ってます)を鍵と一緒に渡され、カラオケやみたいで笑えました。

  かわいい模様のタイル張りの床。冷たくて気持ちいいです。

遺跡見物の後、砂埃で黒い靴が真っ白になりました。それを見越してなのか、このホテルには靴磨き剤入りペーパーが置いてあり、重宝しました。おかげで来たときより靴がピカピカになりました。


早朝、屋上にあがって、ストレッチ!

私の部屋は4階でした。ドアを開けると目の前に屋上への階段があり、部屋から裸足で屋上に上ったりしました。まるで「プライベート屋上」。夜はビール片手に夜景を見て涼んだり、このように早朝体操したり。

後ろに見えているのは、隣のホテルとポンペイ新市街の聖堂/鐘楼です。


ナポリでは食事できませんでした。結局昼抜きで、ポンペイへ。おなかぺこぺこでレストランに入りましたが、大ハズレでした(泣)。ポンペイの新市街はお祭りかと思うほどすごい人がいました。みんな観光客なのでしょうね。

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