2003年11月 香港旅行記


第二日目

■「目が覚めたときに起きよう」。

といって、昨夜は起床時間も約束せず寝ました。
8時ごろ起きてみると、YUTAKAさんは床屋に行くと言って出かけるところでした。(電気シェーバーを忘れたらしい)
EIGOさんも、散歩してくるといって出かけていきました。
私一人、シャワーを使ったりしてゆっくり身支度してるうち、 EIGOさん、続いてYUTAKAさんが床屋から帰ってきました。

「香港の床屋のおばちゃん、あんまり上手じゃなかったよ〜」といいつつも、はじめての床屋体験、楽しそう。
35ドルだそうです。5〜600円ですね。
でも結局、剃りに不満があったらしく、ハウスキーパーにかみそりもらっていましたけど。

その後、YUTAKAさんが1階のコーヒーショップで、コーヒーを買ってきてくれたので、朝コーヒー飲みつつ本日の作戦会議。

  
↑リビングのソファがベッドに。朝のコーヒーミーティング。↑

朝ご飯は昼と兼ねて、中環へ飲茶に行くことにしました。
夕食は、ちょっとちゃんとしたレストランで食事したいな。
予約はホテルのコンセルジュにお願いしましょう。
二人は先に出かけレストランの予約の件をフロントで頼んでくれることになりました。
まだ早い時間なのでレストランやってないかもしれません。
なので、予約が取れたら、昨日買ったばかりの携帯に連絡を入れてもらうことに。

私一人部屋に残って、なかなか鍵のかからないセイフティーボックスと格闘してるうち、携帯のベルが鳴りました。

おお!着信音は台湾と一緒だ(ってあたりませですが。電話機は同じだものね)、でるとコンセルジュさんでした。

「予約ちゃんととれましたよ〜」とのこと、すばやいですね。

 

■トラムに乗る。が間違う。

ではおでかけ。
まず、香港初体験のEIGOさんには、是非トラムに乗ってもらわなくては!
ホテルの前からトラムに乗りました。

トラムは楽しいですね。
特に2階席からの眺めは乗り物好きには好きには、堪えられない楽しさ。
香港島側に泊まりたかった最大の理由がこのトラムにいつでも乗れるって事です。


↑トラム。何度乗ってもわくわくする楽しい乗り物。オクトパスカード使えます。↑

北角〜砲台山〜銅鑼湾〜と車窓を楽しんでいたら、急にトラムが90度曲がりました。
あれ〜・・・中環に行くにはまっすぐなのに〜。
ハッピーバレー行きのトラムに乗ってしまったようです。

どんどん南に行ってしまうので、不安になりつつも、ハッピーバレーを経由してまた元に戻るかもしれないしぃ〜等と気楽に考えていたのですが、結局、終点らしきところで停まったまま、動かなくなってしましました。

1階に下りてみると、運転手さんもいません。お金も払わずに下りてしまいました。(ごめんなさい)

はて、どうしましょう。現在地もわからないし。
このままだと飲茶のお店、目茶混みになっちゃう〜。
タクシーに乗ることにしました。

■タクシーで中環シティーホールの飲茶やさん〜へ。

香港のタクシーは紅い車体。けっこう沢山走ってるので、すぐつかまります。英語も通じる。
でも、この運転手さん、信号とかで停車する度に、両手で「パンパン」と拍手をうちます。
何の意味があるのかしら???
びゅんびゅん飛ばしてくれて、セントラルにあっという間につきました・・・。32ドル(500円くらい。)

中環ではシティホールにある「大会堂酒楼」というお店に行こうとしてました。残念ながら持ってるガイドブックには載ってなかったので、はっきりとした場所がわかりません。
「美心皇宮」という店があります。
なんか違うぞ・・・でも1軒しかお店はなかったので、そこに行ってみると・・・もうすでに、すごい人だかりができてました。
あ〜おそかったか〜。
でもこれだけ混むのは美味しいお店なのでしょうと、順番を待つことにしました。


↑「美心皇宮」たくさん人が並んでいてびびったけど、回転は速いです。↑

「3人です」と受付のおねーさんに告げると、番号札をくれました。
これはピンクのと黄色のと2種類あって、多分テーブルの大きさで決めてあるのかなと思います。
私たちの番号は62番。耳を澄ますと今呼ばれてるのは40番台の人たち・・・。まだまだですね。

番号は広東語と英語で読み上げてくれます。62は「ろっさっぷいー」のはず。
30分ほど待って、やっと「ろっさっぷいー、シックスティツー」と呼ばれました。
順番待ちの紙を受付に出すと、うらにテーブル番号を書き込んでくれます。
(そうだ〜そうだ〜前に来たときも、こんな感じだったな〜)


↑広い店内。満席↑

やっと席について、ボーイさんにお茶を頼んで(やっぱりここはポーレイチャね)
いよいよ飲茶の開始!
ココのお店は、香港に何軒も支店を持ってる「美心〜マキシム」という系列の店です。
すごい広いけど、完全に満席。熱気むんむん。

しかもワゴンがまわってくる旅情満点タイプです。

ワゴンタイプは作ってから時間がたってるから美味しくないぞ、という人もいますが、回転寿司が好きな私はそれほど気になりません。やっぱり、ワゴンの中を見て、蒸籠のふたを取って選べるのは楽しいデスネ〜。
食べてない料理もみることできるし。

ここでもワゴンのおばちゃんに北京語で話しかけます。
おばちゃんたちもみんな私より北京語上手みたい。
「中味はなに?」と尋ねると、みんなニコニコして教えてくれます。
なんか香港じゃなみたい(笑)。
(私の香港に対するイメージってかなり悪かったのです。これで5回目の香港ですが)

マンゴープリンやお汁粉などの香港ならではのデザートもたべて、ご満悦。
会計は3人で430ドル。6800円くらいかな。食べすぎです。


↑点心。美味しかったです。胡麻のおしること定番マンゴプリン。↑

 

■スターフェリーにも乗りました。う・・船酔い。

シティーホールの目の前にあるスターフェリー乗り場から、チムシャーツイへ渡ります。
EIGOさんはもちろん、香港2回目のYUTAKAさんも乗ったことないそうです。
ここは、眺めのいい1等に乗っておきましょう。


↑フェリー乗り場前で。おにーさん二人も絵になってる(?)↑

走って窓際席をゲット。
眺めながらの数分間の船旅。二人は満喫してたようですが・・・・私は酔ってしまいました。
だめです、昔は平気だったのに。年々乗り物に弱くなってきます。
こんな短時間のスターフェリーでも酔っちゃうなんて、自分が情けない・・・。
船から下りて、桟橋に下りた途端、ほっとしました。「地面だ」ってかんじ。

YUTAKAさんがなかなか降りてこないな〜。はぐれちゃったカナ?
と心配していると、しばらくして、やっと出てきました。

降りようとしたら、波が高くて一回出口閉められちゃったのだそうです。
それは、私が酔うのも無理ないかな?

 
↑カメラを注視すると、酔う〜〜(泣)。↑

■自由行動開始。まずは買い物をすませよう。

二人は今日もお芝居を見に行くので、ココで解散です。夕食のレストランで待ち合わせすることにして、私はここから単独行動になります。どこに行こうかな。とりあえずミッションが2つあります。

ミッションその1香港の地図(最新版)を買うこと

香港には「香港街道指南」というとっても良い地図があります。
96年版と98年版は持っていますが、新しい物が載っていないので、地図フリークの私としては、最新版は手にいてれておきたいところ。

前に来たときは町中の新聞スタンドで見かけた物でしたが、昨日何カ所かまわったけど、見つかりませんでした。
在住のさゆりさんに聞いてみると「毎年年始にでるから、今11月でちょっとみかけないかも。でも本屋ならありますよ」とのことでしたので、まずスタービルの本屋へ。

あった。
「香港街道指南」もあるし、「地図王」っていう新しいのもある。
どっちにしようか迷う〜。結局シンプルな地図王にしました。70ドル。

このビルには「中芸」という工芸品を沢山集めたお店が入っています。
高い物ばっかりですが、眺めてるだけでも楽しく、何も買わないのに気がついたら小一時間過ごしてました。
またしも、隣の香港ホテルでトイレ借りました。
このホテル、ロビーが寒くて、寒くて、尋常ではなかった。お客を滞留させたくないのかな?

ミッションその2:コンタクトレンズ用の目薬購入。

昨日1回も目薬ささなかったら、なんとコンタクトが目に張り付いて取れなくなって・・・夜寝る前恐怖の数十分間を過ごしてしまいました。ので、今日はなるべく早い時間に目薬を買わなくちゃ。

台湾ならコンビニに売ってるので油断していました。
けっこうどこにも売ってないです。特に何回分かに分かれてるタイプがいいのだけど、それがない。
結局、パシフィックプレイスのワトソンズで、普通のボトルタイプのを買いました。
コンタクト用の目薬ってなんていうのかわからず「アイウォーター」なんて言ってしまった。
商品には「アイドロップ」と書いてあったけど・・・。

「パシフィックプレイス」は、金鐘(アドミラルティ)にあるショッピングセンターです。
いろんなブランドが入ってるらしく、勿論私には縁のないところなので、これまで足を踏み入れたことなかったのですが、話の種にやってきました。広々としてて、西武も入ってるようですね。高級ホテルも3軒つながってるし、ここに滞在もアリかな?なんて思ったりして。

 
↑パシフィックプレイス外観。とトイレのサイン。かわいい↑

■トラムで「西営盤」へ。

次に向かったのは「西営盤」。
上環の向こう側で、ちょっと古い町らしい。
トラムに乗ってとことこ行ってみた。

2階の前方の席をキープ。窓からの眺めがとっても楽しい。
上環をすぎると、乾物屋さんが増えてくる。
地下鉄も終わりなので、なんかローカルさが増して感じられます。

 

隣の席のおじさんおばさんは、大陸の人かな?台湾の人かな?
北京語でしゃべっていました。「差不多バ〜差不多バ〜」といってるのでなんだろうと思っていたら、いきなり私に、アイランドパシフィックホテルのカードキーを見せながら「差不多バ?」と聞いてきます。


↑乾物やさん、貝柱欲しいけど、みたら北海動産だって。↑

私が地図を見ていたせいもあると思うけど。
「今ココだから、まだあと3つ位先ですよ〜」と教えてあげました。
北京語が片言でも話せるようになってからの香港、けっこう楽しいです。

 

■「西営盤」は庶民の町、かな。

西営盤についたので、私も下りました。
トラムの大通りに直角に交わる道路がすごい坂になって上まで続いています。
「よし、ココを上って上から眺めちゃうぞ!」
まわりは地元の買い物客ばかり、みんなつっかけとかで買い物してます。
カメラと地図を抱えた旅行者風の人は、あんまりいないみたい。
坂の途中、「街市」といわれる市場がありました。
ビルになってて、階毎に品目が違います。野菜〜肉〜魚〜家禽みたいな感じ。


↑「西営盤街市」の案内板。八百屋さん↑

一番上まであがったら、下の方に小さく海が見えました。
もう足が棒〜とおもっていたら、足ツボマッサージの店が・・・。
これはやっぱり行っとくしかないかな?

 
↑正面のビルの間に海が見えます。おっきなワンワンくん↑


↑坂を登りきったところの通り。樹木がいい感じ↑

■やっぱりココでも足ツボマッサージやってしまった。

スーパーでお水を買って、足ツボの店へ。入ると、お店の人2人が足ツボマッサージのイスに座って、ハンバーガー食べていました。ちょっとひるむも、「脚底按摩、多少銭?」なんてまた北京語で聞いてしまいました。
印刷のメニュー表みせてくれて、45分で170ドルとのこと。2700円くらい。

これなら高くはないかな。台湾より高いけど、まあいいか。お店の人も感じ悪くないし、お願いすることに。

 

担当の人は若い女の子。チンさんというらしい。自己紹介のあといよいよ施術。
はじめにフットバス。そして脚マッサージ。最後はホットタオルでふいてくれた。
台湾より丁寧。お水を何度も出してくれたり、照明を調節してくれたり、雑誌を薦めてくれたり、サービスは日本みたいです。しかもマッサージが気持ちいい。痛がりの私には丁度よかった。
途中で眠っちゃったほど。これは台湾の足ツボマッサージではありえない事です。

 
↑マッサージの店「足安康」。夜の肉屋さん。↑

その後、軽くなった脚で、またトラムに乗りホテルへ。
同じ景色でも夜はまた違った趣。
しかも、私の前のトラムは2階部分がオープントップになってるパーティー仕様車。中には日本人の若い男女が10数名いて、ワインとか飲んで合コンみたいな雰囲気。

なんだろう?

 
↑オープントップの貸しきりトラム。すれ違ったトラム。北角の市場を走るトラム。↑

北角までのトラムだったので、そこからは地下鉄で。
ホテルに戻り、荷物をおいてもう一度地下鉄で湾仔へ。

■ディナー〜「金紫荊」♪

今夜の食事は「香港展覧中心」のなかにある「金紫荊」というレストランです。何かの賞を取ったところだとか。

 

8時の予約で、8時にたどり着く「連れは来てますか?」と聞くとまだとのこと。とりあえず、ほっとする。待つこと15分。やっとYUTAKAさんEIGOさんが現れる。予約してきたけど、そんなに混んでいない。店もけっこう狭い。
窓際の席を予約したけど、特に景色がいいわけでもなかった。
料理はまずまず、美味しかった。
ここも、お店の人はけっこう親切でした。3人で850ドル。13500円くらい。

 
↑これが賞を獲った料理らしい。にんにくチキン↑

 

■にんにくアレルギーが出てしまった。ふらふらになりつつ、ピークへ。

夕食後、まだ10時くらいでしたので、これからビクトリアピークに上ろうということに。
でも、夕食にニンニクのきついものを食べたので、なんかふらふらする。
(私の体質らしいのです。にんにく好きなんだけど、食べると具合悪くなる)
「地下鉄駅まで歩けない・・タクシー拾って〜」と二人に頼み、タクシーでトラムの乗り場へ。


↑トラムはがらがら〜ピークは寒い〜〜↑

トラム乗り場はがらがらでした。
ほぼ貸し切り状態で、ピークへ。さむ〜い。
日曜の10時過ぎ、100万ドルの夜景も1万ドルくらいに減っていたけど、それでもキレイでした。
帰りのトラムも貸し切り。
YUTAKAさんとEIGOさんは立って、斜めになる感覚を楽しんでいました。


↑おばかな遊び。斜めになってる〜。↑

トラム乗り場からセントラルまでちょっとバスに乗り、また地下鉄で北角へ。
デザートの「許留山」があいていたので、デザートをテイクアウトし、またトラムでホテルへ。
デザートは美味しい物あり、怪しい物あり。
ホテルの部屋で、甘いものとヨンキーのピータンを食べつつ夜中まで盛り上がりました。


↑夜景〜。許留山で甘いもののお買い物。↑

1日目に戻る 3日目へ進む YOKO'sTALK目次へ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送