2003年11月 香港旅行記

RENE(劉若英)ファンのYUTAKAさんとEIGOさんが香港で行われる「半生縁」という舞台劇を見に行くことになりました。わたしも久しぶりに香港へ行きたかったので、お供することにいたしました。
舞台のチケットはYUTAKAさんがネットで購入。
航空券やホテルや旅行のあれやこれやに関しては、私が担当させていただきました。
男性二人は、「RENEさえ見られれば、あとのことはどうでもいい〜」と言うカンジで、任せていただいたので、ほとんど自分の趣味で、決めてしまいました。特にホテル選びに関しては、九龍半島のお芝居の会場からはかなり離れてしまったのですが、どうしても香港島側に泊まりたいという私の希望を押し通してしまいました。ごめんなさいね。

エアー:JAL早割悟空21 ¥53500
ホテル:北角海逸酒店 
http://www.harbour-plaza.com/hpnp/ 
     ネットで安いところを探して予約しました。
     3人でファミリースイート2泊 347USD(¥38500) デシタ。


第一日目

朝7:07日暮里発スカイライナーで成田へ。JALなので自動チェックイン機へ。便利。
今回はさらに悟空運賃で、座席指定ができたので、2階席。
2階は窓の下に物入れがあり、更に便利〜。景色もよく見えました。

ルートは台湾の上空を通るらしく、台湾って山が高いのね〜と再確認。


↑2階席のシート横の物入れと台湾上空の景色。切り立った山がたくさん。↑

■香港到着!

香港に着いたのは2時頃でした。 ここから英語の世界です。どきどき。

空港ですることは、まず両替です。到着ホールの中央にある両替機にチャレンジ。
使い方がわからず、おろおろしていると、すっと横に親切なおじさんが現れました。
はじめは係りの人かと思って、当たり前のカオして説明を受けていたのですが、ただの親切な人デシタ。
ありがとうございました。

無事3人で3万円を両替しました。レートはそんなに良くなかったです。
(成田よりは良かったけど、その後のぞいてみた、ネーザンロードの両替屋のレートはもっと悪かった・・・)


↑香港到着。香港の空港のイメージカラーはブルー。AEL乗り場前のオブジェ。↑

 

次に、空港からAELという列車で市内へ行くのですが、ここで「ツーリストオクトバスカード」というパスを購入。
これは、300ドルで、AELの往復運賃とMTR(地下鉄)3日間乗り放題とオクトパスカード20ドル分がついてくるというもの。
普通のオクトパスカードと違って、チャージしても有効期限が延びないらしいです。
っていうか、チャージできないのかも。

AELの乗り心地はなかなか。車窓の景色も、海あり街ありでけっこう楽しい。


↑AELからのながめ。手に持ってるのがツーリストオクトパスカード↑

九龍駅で降りて、フリーシャトルバスで佐敦(ジョーダン)駅へ向かいます。
バスに乗ったら、途端に渋滞でほんのちょっとの距離がすごく長く感じました。
でも、電車に比べて、街の空気感が濃厚。
「香港に来た〜」気分は盛り上がります。
このシャトルバスは液晶画面で次の停留所を教えてくれるので、外国人旅行者も安心。
台北のバスも見らなって欲しい。

 
↑無料のシャトルバス。AELの半券が必要。K1というバスに乗りました。↑

■まずはホテルへむかう

佐敦駅前で下り、ちょっと迷いつつも MTRでホテルのある「クォリーベイ」へ。
ホテルは駅の前でした。でも駅が広い。ホームからはかなり歩いてホテルに到着。
目の前にスーパーもあります。

出発前にスーパー「WELLCOME」のサイトで香港の各支店の場所を検索しておいたので、ココにスーパーがあるのは調べ済み。「買い物するぞ〜!」といきまいていたのですが、結局、ココでは買いませんでした。

ホテルは「ハーバープラザノースポイント〜北角海逸酒店」

繁華街からはちょっと離れているのですが、今回3人だったので、3人でもストレスなく滞在できる、広い(そして安い)部屋をネットで探していたら、このホテルにたどり着いたのでした。

キッチン付きのスイートルームで1部屋13000円位。
まだ新しいホテルということで、いろいろキレイでしたし、駅前だし、トラムも目の前を走ってるのでまあ、イイかなと思いました。
このホテルは、上階が長期滞在用のサービスアパートになっていました。

 
↑ホテル。部屋からは海が見えます。(ビルの合間からですが)。キッチンつき。↑

■さあ、街歩きするぞ〜。まずは中環へ。

YUTAKAさんの在香港の知り合いのさゆりさんに連絡し、4時過ぎに中環で待ち合わせ。
MTRで10分くらいのところです。

香港在住10数年というさゆりさんに会い、ペダービルの上海灘の上にある「チャイナティークラブ」へ。
機内食以来何も食べていないので、3段トレイのアフタヌーンティーセットを頼んで、むさぼり食べてしまいました。
お茶は中国茶。


↑地下鉄の広告にマギーチャン発見。アフタヌーンティー半分以上食べたあと↑

■香港で携帯もちになる。

お茶のあとは、香港プリペイド携帯購入にチャレンジ。
これ、「どうしても必要!」って訳じゃないけど、ちょっとやってみたかったのです。
日本にいるときにネットでいろいろ比較検討した結果「smartone」という会社のがいいなあと思い、支店の場所も調べておきました。ここから最寄りの店は隣のビル。(香港って狭くて便利ですね)

お店にいくと入り口に女の子が待機してて「may I help you?」
プリペイドのSIMカードが欲しいというと、担当のハンサムなおにーさんが「これです!」とチラシをくれます。
「100ドル。ローミング可能。180日有効」とかって書いてあるみたいです。
「ローカル(香港内)なら、333分話せますよ」とのこと。100ドルって事は、1500円くらい。それで、電話番号も、333分の通話料もついてくるの?かなりお得に感じましたので、これを購入することに。

持ってきた電話機を渡して、使えるかどうかテスト。
待っている間、台湾や日本への通話料なども教えてくれました。
無事私のノキア(蛋蛋1号)でも使えることがわかりました。
あとは、チャージの方法を確認しなければ。

この会社に決めてた理由の一つが、香港にいなくてもインターネットでチャージ可能という点だったのですが、パスワードの設定が必要と聞いてましたので、そのことを尋ねると、

「パスワードは開通後、SMSであなたの携帯に届きます」という話でした。
よかった。
100ドル払って、晴れて携帯持ちになりました〜。
何て簡単なんでしょう!
(パスワードもそのご無事届きました。)
※香港に行く方お貸し出ししますよん。チャージしてくださる事が条件ですが。お友達限定でおねがいします。


↑携帯電話やさん「SmarTone」。お店のお兄さんが私のノキアをチェック中。↑
YUTAKAさんが自分のカメラつき携帯で、この写真を撮ってくれたんですが、撮った写真を見せると、お店のおにーさんも自分の携帯を取り出し「こっちの方がフラッシュもついてて高性能だよ〜ん」とばかりに、撮り比べしていました。

 

■こんなところに「張震嶽」?!

その後、セントラル〜SOHOあたりを散策。
ちょっと歩くと、「張震嶽」の文字が目に飛び込んできました。

「なんだろ〜??」

とのぞくと、どうも今夜そこのお店(ライブハウス)で彼のライブがあるらしいのです!!
台湾でもなかなか見られない「張震嶽」のライブ。

みたい〜〜!

でも今夜8時からだって。レネのお芝居の時間としっかりダブってる(TT)。
「どうしよう、レネ振って、こっち見ちゃおうかな。」
「でもそんなことしたら、YUTAKA&EIGOのレネファンにいぢめられるかも。」
と、店の前でぎゃーぎゃー騒いでたら、「コンバンワ、コンヤ、ミニキテクダサイ」とお店の人に話しかけられました(しかも日本語で)
「DJ じゃなくて、歌うの?今夜だけ?」
「歌いますよ〜。今夜だけですよ〜」との返事。
うわ〜ん、みたい。でも泣く泣くあきらめました。

SOHOは東京でいうと六本木みたいな、無国籍なまち。
おしゃれな店が多くて、歩いてみるだけでも楽しかった。
もっと時間があれば、ちょっとバーに入っていっぱい引っかけたいところでしたが。

数年前、蘭桂芳のバーでのこと。
友達と二人で行ったんですが、お店のおにーさんの気分がよかったのか、ナンパだったのか
「今日は何杯飲んでも、君たちの勘定は1杯分の料金にしとくから」
なんて言われ、おつまみもいろいろ出してくれ、ビールも何杯も飲ませてくれた・・・なんてことがあって、香港のバーに好印象な私なのですが、今回はぜんぜん飲めなかった。残念。

 

散策の途中、目の前に「ヨンキーレストラン」が!
ココは鵞鳥のローストで有名なお店で、香港に来るたびなぜか毎回来てるところです。
今回は別の店で食事する予定なのですが、この店の特製ピータンだけは食べたい。
なのでテイクアウトすることに。ピータン生姜は1つ7ドル。100円ちょっとですね。

さんざんうろうろしたあと、イイ時間になったので、さゆりさんに劇場までの近道を教えてもらい、MTRの香港駅へ。
さゆりさんお世話になりました。

■いよいよ香港でお芝居見物です。

レネのお芝居は、郊外の「葵芳」駅前の「葵青劇院」という劇場であります。
いくと、劇場の建物に大きなレネの顔の載った垂れ幕が。
YUTAKAさんEIGOさんはそれを見ただけでも嬉しそう。うれしそうに写真撮ってましたね。


↑劇場の壁に垂れ幕がかかっていました。。新しくてきれいな劇場です。↑

開場がおしていたようで、入口でレネファンのマカオ人、イネスやレイチェルと会っておしゃべり。
彼女たちには、去年の台湾でのレネコンサートでも会ってます。
台湾からもファンが来てるようで、YUTAKAさんたちは同じファン同士、親交をあたためていたようです。

 

■阿牛に遭遇。

トイレに行ってたYUTAKAさんが、驚いた顔して帰ってきました。
「ねえねえ、あれ『アウシ』じゃないかな?」
『アウシ』というのは、「阿牛」というニックネームのマレーシアの歌手です。YUTAKAさんの視線の先にある人物は、確かに似ています。私も数年前に生を見たことはあるのですが、確信が持てません。

「う〜ん、どうかな〜。普通っぽいね」

まわりの人がだれ一人として「あれ!有名人じゃない?」みたいな表情をしていないので、ますます自信がなくなります。
YUTAKAさんは一緒に写真とってもらいたいな〜。とぶつぶつ言ってましたが、開演が迫ってきたので結局そのまま席に着きました。あとで確認したら、やっぱり本人だったようです。それにしても、ホントに普通っぽい人だ。


↑ホールにあったポスター。そしていろんな人からお花が届いていました。陳昇からはなかった・・↑

劇場はまだまだ新しいらしく、ピカピカでした。
シートも座りやすくて、見やすい。
今回の演目は「半生縁」という中華圏で有名な張愛玲という女性作家の小説が題材らしいです。
97年ごろ、映画化されたのをちょうど旅行中の香港で見た記憶があります。
ちょっと怨念っぽいストーリーだった。ような・・。
眠らずに観ることができるのでしょうか(笑)???

香港での公演ですが、せりふは北京語とのことで、中文字幕もでました。
レネ以外は全然知らない人ばかりでしたが、結論としてはけっこうストーリーも飲み込めたし、感情移入もできました。
最後は泣きそうになったほど。
とはいえ、やっぱり、少し、寝ちゃったけど。

でも私自身は、この手のストーリーはあまり好きじゃないので、「こんな話に泣くものか」みたいな変な意地ももあったりして。レネの演技はなかなか良かったです。やっぱり歌手より女優の方が天性なのじゃないかと思いますね。

レネファンの二人はどんな感想だったのでしょうか。

 

お芝居は3時間半もあって、終わったときは終電を気にしなきゃいけない時間になってました。
お腹も空いたので、コーズウェイベイの24時間営業の食堂で夜食を食べました。
上海系の店でしたが、メニューの漢字を怪しい北京語で発音して、むりやりオーダー。
ナントカ通じるものですね。

終電は1時過ぎまでありました。
ナカナカ便利ですね。

EIGOさんとYUTAKAさんは、遅くまでお芝居の話しをしていたようですが、私はばたんきゅー。
やっぱりつかれた〜。

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