2002年台湾への旅2〜コンサート篇

■陳昇2002年跨年コンサート「波麗路仙桃演唱会」
今年で連続8回目の陳昇(ボビーチェン)の跨年演唱会。私も、5年連続で見に行っております。

毎年、3〜4日間くらいはあるのですが、今年は1日限り、その分会場は大きくて、新しくできた「台湾大学体育館」で5000人収容だとのこと。

チケットは1500NTと1300NTの2種類。かなり高めだと思います。ましてや12月31日は台湾各地でオールスター総出演の無料コンサートが開かれるのですから、(台北地区だけでも5ヶ所で行われたらしい・・・)そんな中でピンで有料コンサートを開く度胸はスゴイと思います。うんうん!

今回のチケットはインターネット、FAX、電話、窓口などで販売されたようです。わたしは台湾の友人に頼みました。何と最前列!(アリーナA1区、A列6番)過去最高のいい席で見ることができました。一緒に見に行った、COMOさんumeさんはわたしの後ろです。

■開演前、陳昇のお父様

9時開演ということでしたが、例によって遅れて始まりました。MRTで「公館」へ。誠品書店でこれから行く南部の旅に向けてガイドブックを立ち読みしたり、地図を購入したり、かるく食事をして8時過ぎに会場へ。開演前には、どきどきしながらも、コンサート会場だけで会える、1年ぶりの顔見知りに挨拶したり(台湾各地や香港などから集結してる感じです)して、せわしなく過ごすのが通例ですが、今回はおまけがありました。

例年、跨年演唱会には陳昇のご両親やお爺様が見にいらっしゃってるのですが、友人の紹介で陳昇のお父様にご挨拶できました。きゃー!

陳昇に似た、背の高いステキな紳士で(陳昇よりやせてて、もっとハンサムだった!)日本語も流暢な方でした。

「息子のためにわざわざ日本からお出でになったんですか?それはそれはどうもありがとうございます。」と言われて、

「もちろんです!毎年来てます。息子さんの歌が大好きなんです!!でもお父様の方がハンサムですね!」などと調子に乗ってしゃべってしまいました。(^_^;)

9月に私たちが台中のコンサートの後、陳昇の育った町に行ったこともなぜかご存知で、「今度はぜひ、うちによって下さいね」なんていってもらえてうれしかった〜。本気でお邪魔しちゃうかも・・・。

■さて、コンサート

今回は「全方位」ステージで、客席が中央のステージをぐるりと取り囲みます。
バンドのメンバーが4方向に配置されて、歌手とダンサーが舞台を動き回ると言う展開でした。ステージの真上には4方向に向けられたスクリーンがあり、スタンド(2階席)の観客にもステージの様子がよく見えるように、なっていました。TVBSと言うテレビ局のカメラが入っていたので、テレビでの放送があるかも知れません。

オープニングは「如風的少年」。座っていた位置もよかったと思いますが、体育館の割りは音響もよくストレス無く楽しむことができました。

以下曲目リスト<順不同>
陳昇国語曲
新寶島康楽隊
ゲスト

如風的少年

大地

LAST ORDER

MUSHROOM

阿里山思慕

海豚阿徳

紅色気球

車輪埔

蕭言中

私奔

台北附近

20歳的眼涙

歓聚歌

北京一夜

鏡子

鼓聲若響

冰點

風筝

日出

子夜二時NI做什麼 ソロ

擁擠的楽園

多情兄

劉若英

把悲傷留給自己

壊子

最後一盞燈

(足包)路英雄

NI愛我 ソロ

熱浪T恤

凄美燈塔

一點點のうた ソロ

一個人去旅行

阿春仔伊阿ma

鼓聲若響

深藍五十米

KA那崗

黄昏的故郷

関於男人

DEDOSO

伍佰&中国藍

別譲我哭

SUMMER

(てへん)心肝 未発表曲

小雪(任賢齊

味道(辛暁h

在NI和天空之間(趙之璧

■バンド

バックバンドがふるっていました。
基本メンバーは恨情歌と、「美麗新楽園2」で歌っていた男性「笛雁」くんと「許霈文」くんがコーラスに立ってました。そして中盤から、もと恨情歌のメンバーギターの小傑、楊老師、ベースの家駒、キーボードのCHICHIが加わりました。(コーラスには劉若英も参加!何て贅沢な。)そして最後の最後に伍佰とチャイナブルーが来た時には、ついにギター5本、ベース3本、キーボード3人、ドラムス2人(さすがにドラムは2人で叩いてなかったけど)という、大編成になっていました。贅沢だった〜。

新旧恨情歌がそろうなんて、涙モノでした。で、新恨情歌のメンバーが旧恨情歌のメンバーに敬意を払っている様子が、端々に見られてとても気持ちがよかったです。

 

■ゲスト

ゲストは上に書いてる通り、漫画家の蕭言中、毎年参加の劉若英。
そして、午前1時をまわってから登場したのが任賢齊、辛暁h、趙之璧、さらに午前2時をまわって登場したのが伍佰&チャイナブルー

蕭言中劉若英の他は、各地の跨年晩会をまわってから最後に来たんだと思うけど、疲れもみせずにいいカンジでした。任賢齊はまるで司会業のようにその場を仕切っていておもしろかったし、ウィニーは圧倒的に歌が上手かったし、のかべちゃん(と呼ぶことにしてるの)はギター1本かかえて堂々と歌ってました。

伍佰は陳昇を食ってしまうほどの大歓声に迎えられて、新曲を2曲歌った後、「誰のコンサートだ?!」と何度も観客を煽って「伍佰!」と叫ばせてました。そして最後に「爽!!」と喜んでました。(オイオイ)コンサートの乗っ取り(笑)に成功した後は、CDでも参加してる「鼓聲若響」と「黄昏的故郷」を演奏して陳昇と一緒に歌いました。

DINOによる「鼓聲若響」のイントロ(CDと同じ)が生で聴けて感動しました。CDと全く変っていませんでした。さてはDINO練習してきたな。

■カウントダウン

年越しコンサートですから、普通は日付が変る時にカウントダウンをするんでしょうけど、今回は12になった時には何も無く(劉若英が歌ってた)「あれ?今年はカウントダウンしないんだな〜」と思っていたら・・・・・、1時だったか2時だったか、すごく中途半端な時間にカウントダウンがありました。任賢齊がカウントダウンの係り。何か変だったな〜。陳昇らしいといえばらしいけど。

 

■6時間そして罰金。

コンサートが終わったのは午前3時40分頃でした。実に6時間のコンサートでした。しかも休憩なし。(仕方ないので歌の途中でトイレに立ってしまいました。「把悲傷留給自己」のとき・・・)

余りにも遅くまでやったので、近隣から騒音の苦情が相次ぎ、かなり高額の罰金を払うことになったそうです。きゃーーー。(でも、その日台北で行われた跨年コンサートはすべて罰金を取られたそうですが)


コンサート終了後の会場。
3へつづく
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