陳昇個人専輯 |
CD紹介というのは、とっても難しいですね。音楽を言葉にして表すのはとても大変。いろいろがんばってみましたが、客観的にはど うしてもかけなかったので、主観いっぱいのCD紹介になってしまいました。YOKOにはこういう風に聞こえてるんだなあ。と思って下さい。
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曲は今でも必ずコンサートで演奏される、タイトル曲「擁擠的楽園」「責任」などの他、魂の叫びのような「回到我身辺」などシンプルで心 を打つ歌唱を聞く事ができます。 |
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放肆的情人('89) |
このころのアルバムには現在「友善的狗」で活躍してる黄韻玲、張翰群などが参加しています。 2000年の跨年コンサートのオープニングを飾った「愛欲之潮来襲時」も収録。 |
9曲目「無言」は、陳昇もプロデュースで参加している、林強の1stアルバム「向前走」に「夢中人」として収録されている曲で、この陳
昇バージョンには歌詞がない。 |
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このアルバムから、自分自身の製作会社「新楽園」を作り、劉若英がアシスタントとなる。「無神論者的悲歌」ではコーラスとしても参加し ている。 |
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フォークロック色の強い曲が半分と、その他は原住民(ツォ族)の音楽あり、京劇(新楽園の所属歌手だった劉佳慧とのデユエット)あり、
日本語(劉若英とデュエット)あり、バラエティーに富んだ内容。 |
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魔鬼的情詩('94) |
ギターの弾き語りの新曲「不再譲NI孤単」を含む。1曲1曲に陳昇手書きの解説がつけられている。 |
風箏('94) 試聴(Real Audio) |
1曲目「二十歳的眼涙」は金城武の20歳の誕生日に作った歌。2曲目「風筝」はファンの人気投票では常に1位にランクされるとても優し い歌(この曲のMVは陳昇本人が監督) 陳昇のこの路線での創作の一つの到達点で、次作からかなり作風が変ってくる。 |
タイトル曲「恨情歌」では「もうラブソングなんて歌いたくないんだ。みんなが望むような歌ばかり歌ってられない」とファンに挑戦(?)
しています。それまでもそんなにラブソングばかり歌っていたという印象はないのですが、ヒットする曲はやはり「把悲傷.....」のようなラブソングが多
かったのは事実なのでしょう。そんなわけで、このアルバムにはラブソングは1曲もありません。 |
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タイトル曲「SUMMER」は南の島へ現実逃避して遊びまくり、最後に「クレジットカードの支払いが・・・」という身につまされる歌。 「海豚阿徳」はイルカが大好きな陳昇が、海の生き物に愛情いっぱいこめて歌った歌。(カワイイ)。「河」は黄河を飛び越えるという自動車のスタントを成し 遂げた友人「柯受良〜ブラッキーコー」のために作った歌で、ブラッキーとデュエットしてます。 |
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「べサメ〜ムーチョ〜」と歌うラテンの「給我」。金城武作曲(!)の「路口」。英語のラップもはいる「水母」。ポップな「六月」。 |
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陳昇というと特に台湾では「詩人」としての面が強調されすぎて、「みんなが思ってる事を歌にして、ギター1本で歌ってくれる」歌手(つ まり、アレンジや演奏は2の次)というような捉えられ方をしているきらいがあるように思いますが、「SUMMER」からのこの3作で「音楽家」としての新 境地に達しているのではないかと思います。 このアルバムには10年前にロックレコードのコンピレ集にのみ収録されてた「細漢仔」(台湾の政治批判をしているため当時発禁になった
という話もありますが定かでないです)が10年ぶりに再録され、当時からのファンを狂喜させたそうです。 |
1枚目の時と同じで新曲が1曲だけ入っています。「明年NI還愛我MA?」 1枚目のベストアルバムに比べて、音が複雑になり、ポップな曲も増えてると思います。 |
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思念人之屋(2000) |
11枚目のアルバム。 ヨーロッパを一人で旅した中でうまれた歌も多々。 大人の魅力全開のアルバムです。 初回のCDのパッケージは、陳昇の撮影した写真が多用されている、昔のレコードジャケットみたいな屏風折の凝った構造。 タイトル曲「思念人之屋」は日本人のファンの手紙の内容にヒントを得て書いたのだそう。 私の中では「六分地図」「朋友」(乱弾の阿翔とデュエット)「喝完這杯珈琲就離開」(ジュリアパンとのデュエット)が気に入っています。 ボーナスCDには、リッチーレンのために書いた「小雪」を自分で歌ってるバージョンが入っています。 |
深藍五十米('01) |
12枚目のアルバムは、私にとっては台湾東部を思い出させるものです。 ちょっと小粒な印象があるのは、目立つ曲が無いからかもしれません。 「50米〜」「一個人去旅行」などは、コンサートでも良く歌われます。これらのMVが台湾東部で撮影されているので、なおさら、そのイメージがあるのだと 思います。 |
魔
鬼A春天('03) |
この10年の軌跡を綴ったベストアルバム。初期のヒット曲から最近のま
で2枚のCDに24曲を収録。 新曲「真愛A感覚」「汀州路的春天」の2曲。 ところで「真愛A感覚」の「A」とは、台湾語の「的」に当たる発音「えー」の意味だそうです。 つまり「真愛的感覚」ってことですね。 また、「汀州路」は台湾大学の南側にある場所で、昔多くのライブハウスがあったらしい。 今は、かなり変わってしまったそうですが、汀州路といえばそういうデビューを目指すミュージシャンの卵たちの場所と言うことなんでしょうね。 さらに跨年コンサートの模様などの貴重映像を収めたVCD付き! オトクオトク。 |
魚説('05) |
13枚目のアルバム。 02年の夏に大怪我をしてから、きっと予定が狂ってしまったのでしょう。なんと4年ぶりのアルバムになりました。 「Summer」とはず分違いますが、やはり海洋性のアルバムになっています。 タイトル曲「魚説」はストレートな曲でとても好きです。 陳綺貞(チアー・チェン)がボビーに提供した「[イ尓]一直在玩」は、彼女とのデュエットでとても優しい気持ちに慣れる曲です。MVは
その前年の緑島コンサートの時に撮影されたものです。なつかしい。 また、今回のCDのジャケットライナーノートの中には、1曲1曲毎に、黄志偉(陳昇がヨーロッパ旅行で友人になった画家。当時ベルギー
に留学していたそうです)が描いた絵が使用されています。 |
這
些人那些人('06) |
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