行方の定まらない悩み、肯定できない答
そして背中に負っている家と国の重責
生意気な少年時代に別れを告げる時
それらは一斉に宣言してくれるだろうか
解散と
大きな志を抱き満身に酒気を帯び
夢現の中でもかすかな声が聞こえて来る
ほんの少しの悲しみと十分な寂しさへと滑走しながら
窓外に目をやれば
燈火が流星のように留まることなく移ろって行く
胸の中には確かに南中国一の救いようのない楽観主義
そして分かってくれる人は少ないけれど
完全に錆ついてしまうことを良しとしない心
煙草に火をつけ思い煩うのはよそう
力を奮って自分自身を目覚めさせるのだ 自己の覚醒
故郷への思いはもう問題ではない
今の僕に必要なのは生意気な少年時代に別れを告げ
すぐにも無邪気さから遠ざかること
中国の問題はあまりに大きく
人生の問題は比較すればあまりに小さいと思う
誰も学ぶことなど出来はしない
どうすれば権威の影から逃れられるのか
権威の声はあまりに大きく
個人の声は比較すればあまりに小さいと思う
そこで相も変わらず愚かに興じることになる
明日を歌い上げるという遊戯に
どうしても必要なのは真理を疑うこと
彼は英雄的な人物であると君はなぜ言うのか
絶対英雄のはずだなんて
王宮をうろついている一頭の豚のように
自分の身体に染みついた腐臭を忘れ
でたらめな想像に溺れているというのに
腐った性根を改め
浪漫の心を失うことなく 大都会に歩み入ろう
世の中を渡って行くのは容易ではないが
まだよく理解できない道理があることを知っている
しばらくは黙っていてくれ
今の僕にはもう躊躇うことなど出来はしない
なぜなら心の中に領袖たらんと欲する志だけではなく
そのうえ自分というものを抱えているのだから
教科書の中の疑うことを許さない偉大な事跡
十二歳の思春期のように愛に焦がれる心情
それらはすべて次第に遠ざかって行く
大きな志を抱き満身に酒気を帯び
夢現の中でもかすかな声が聞こえて来る
ほんの少しの悲しみと十分な寂しさへと滑走しながら
窓外に目をやれば
燈火が流星のように留まることなく移ろって行く
胸の中には確かに南中国一の救いようのない楽観主義
そして分かってくれる人は少ないけれど
完全に錆ついてしまうことを良しとしない心
煙草に火をつけ自分を鼓舞しよう
社会はすでに無法にはびこる腕を展げ
粗暴に僕を抱き締めている
故郷への思いはもう問題ではない
今の僕に必要なのは生意気な少年時代に別れを告げ
すぐにも無邪気さから遠ざかること