陳昇6th LIVE コンサート「思念人の屋」

1999年12月 28.29.30.31 台北市「新舞台」にて。

●曲目リスト(不完全ですが、大体こんな感じ)30.31のみ

愛欲之潮来襲時・・・
我不再譲NI孤単
風筝
子夜二時、NIイ故イ十麼?
”A”train到天堂
流星小夜曲
旅程
二十歳的眼涙
紅色気球
MASHROOM
細漢仔
擁擠的楽園

新寶島康楽隊TIME!
大地
美麗新楽園
凄美燈塔
車輪埔(黄さん登場!!)
台北附近
日出
歓聚歌
鼓聲若響

劉若英登場
純情青春夢
責任
我曾経愛過一個男孩

鏡子
最後一次温柔
最後一盞燈

???(英語曲曲名分らず)
Where have all the flowers gone?
思念人の屋
把悲傷留給自己
然而
許多年以前
Yesterday(小傑)(31日のみ)
恨情歌(31日のみ)
別譲我哭(31日のみ)


曲別詳細レポート(YOKO)

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陳昇ライブ初体験のしおんさんのレポート

コンサート参加感想文(陳昇掲示板より抜粋)


YOKO(30.31)

わたしは30と31を見たのですけど、30日のは完璧。31日のは少しお祭りっぽかった。

オープニングは「愛欲之潮来襲時」これはセカンドアルバムに入ってる曲。とても静かに始まります。少し狭目の(TICCに比べてのはなし)ステージ中央には黄色いカラーの入った花瓶がおいてあり、暗く抑えた照明の中バンドが演奏をはじめ、そでからシックなロングジャケットを着た陳昇が静かに登場。(わ!かっこいい・・・)

「19歳的那一年、流浪和我有約定・・・・」

これでもうすでにびりびりときました。前半は、ずっとシックなロックですすんでいき、タイトでタイトでう〜ん.(ちっともレポートになってませんね)

かっこよかったのは「混んでる楽園」のアレンジ。

あれは今回初めて聞いたアレンジでしたが、すごく軽快でまた聞きたい。 わたしの大好きな「旅程」はCDに近い演奏でしたが、ボーカルのパートは変ってた。もしかすると高音が出難かったのかもしれませんが、これはやはり絶品でございました。

今回は会場が変った訳なんですが、音響もよくて、31日には「ここは新舞台なんだから」と言って、ちょっとふざけて、マイクなしでオペラのように歌ったのですが、その声もちゃんと聞こえるくらいでした。 ギター1本で歌う曲も好聴!「花はどこへ行った?」「不再譲NI孤単」などなど。

カウントダウンをが陳昇のコンサートでしたのははじめてでした。12月31日のちょうどカウントダウンの直前に、舞台にスクリーンがおりてきて、日月澤からのTV中 継の画面が映し出されました。多分台湾中部の地震の関連のイベントだったのだと思います。そ れで、私たち台北新舞台からも「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1!」とカウントダウンした後「台湾加油!」と叫 び、1分間の黙祷を捧げました。

それと例年と違ったのは、ダンサーがいないこと。これまでのダンサーも芝居風で悪くなかったけど(去年の一人芝居なんかは、なかなかよかった)やっぱり、陳昇のうたにはダンサーは必要ないな。と感じました。ダンサーとかがないぶんだけ、音楽に壇上も客席も集中できて、それがさらに一体感ももたらしたし。

ゲストは、30日は劉若英、康康、そして黄さん!!
31日は劉若英、黄さん、それに楊老師!(誰か忘れてるかな?)

黄(黄連ゆぃー)さんの登場のときは、会場中割れんばかりの大拍手。

「出るかも」とは聴いていたけど、ほんとに出て来て陳昇と並んで歌ったときのあの感激は忘れられません。

あまりに会場が沸いて黄さんへの拍手歓声が鳴り止まないものだから、陳昇が「おれにもおれにも」ってしぐさしたのが可愛かった。

31日さらに楊老師が登場したときもすごかった。 ファンのみんなが、どれだけこの2人に来て欲しかったのか、(自分もだけど)よく分かって、感動しました。

他の花束だけ持ってくるゲストとかは要らないなあと本気で思いました。
レコード会社が一緒だからとか、そんな義理で来るようなゲストはなくて、かえってよかった。

今回MCも多かったのですが(かなしいかなわたしには、理解不能)

最後に挨拶するとき、vivienさんも書いてたけど、「謝謝」と言ったのが、思いがけなかった。いままで一度も聞いたこと無かったし、コンサートでは「ありがとう」を言わない人だと思っていたので、これにも感激。

あれは本当に「ありがとう」といいたい気持ちだったんだろうなあ、と思います。そんなことでも、今回のはすごく違ってて、特別な感じがしたのです。

 


よしさん(30.31)

今回の陳昇は、Vivienさんも書いていらっしゃるように、音楽家、歌手、詩人、撮影家などなど「まるごと陳昇」を楽しめたコンサートでした。 派手な演出もないシンプルな舞台だからこそ、陳昇の魅力が際だって見えました。

曲の合間にスクリーンに映し出される写真と文章…。視覚に訴える陳昇の詩情の美しさは、また歌の郷愁を引き立てました。陳昇の言葉は本当にきれいですね。

写真の陰影も絶妙。何気ない風景が陳昇に切り取られるとこんな風に変貌してしまうんだなあ。

私もYOKOさんと同じく30日と31日に行きました。ステージが始まる直前に「阿ユィが来る」という情報を得て興奮しましたが、始まってしまったらコロッと忘れていました。

だから、「車輪埔」で本当に阿ユィが出てきた時の驚喜と感動ったらありませんでした。

「どんな豪華なゲストよりも阿ユィに来てほしい」というのは心からの思いでした。

私はソロの陳昇の音楽詩人ぶりも大好きですが、新寶島康樂隊の陳昇はもっと好きなんです。っていうと怒られるかなあ。

一人で歌う陳昇はどこか痛々しく切なくてたまらなくなる時があるんです。傷つきやすい幼子のようで。それが阿ユィと一緒にステージで駆け回っている時には何とも言えない開放感があって、心が解き放たれている感じがする。

私は黄さんの歌がもちろん大好きですが、彼の歌を無邪気に歌う陳昇が好きです。

3人で肩を組み、素晴らしい笑顔を見せた陳昇。本当に素敵でした。

新寶島康樂隊が去ると劉若英登場。寄り添い、親しみを込めて抱きつく劉若英。今度はいたわる ような優しい笑顔を見せる陳昇。陳昇を大切に思う、本当に親しい人たちに囲まれた温かい空間に、涙が止まらなくなってしまいました。

30日にはアンコールの声に出てきたバンドのメンバーを帰し、ギター1本で聞かせました。

ギターの音色と陳昇の歌聲。これが何よりの贈り物でしょうか。 日本語でも「ありがとう」と言ってくれましたね。 陳昇にとっても満たされたコンサートだったでしょうね。

私も心から謝謝と言いたいです。

 


Vivienさん(29.30.31)

今回の演唱会の感想は、一言で言うと、陳昇という人を丸ごと体感できたという気がします。彼の撮った写真や、書いた文章も効果的に使われていたから。ソングライターであり、歌手であり、作家であり、カメラマンでもある陳昇がそこにいたという感じかな。非常にアーティスティックな演唱会、歴史に残る名舞台だったと思います。恨情歌や新寶島の好サポートも忘れるわけにはいきません。特に三十日は最高でした。陳昇も快樂極了だったみたい。あの人が観客に「謝謝!」と言うのを見たのは、あれが初めてです。だけど、見ている私たちも、あの夜は快樂極了でしたよね。

うーん、思い出すとまた夢の中・・・・。

(よしさんに対しての返事)
確かに黄さんの登場はうれしかったですね。私も「新寶島」の陳昇、大好きです。ソロの時と全然違って、ふたりの性格がうまく噛み合い、陳昇の陽性の部分が引き出される感じで・・・・。以前は、売れなくなったら、ふたりでコミックバンドすればいいじゃん、なんて思ってました(笑)。今回は阿Vonも陽気で、三人勢ぞろいの場面は本当に楽しかったな。「日出」を歌う陳昇、私も大大大好き!

私は「我不再譲Ni孤単」で、うーっと来たけれど、涙は出なかった。というのも、パフォーマー陳昇にぞっこんで、目を奪われてしまうんです。動いている陳昇を見てると、本当に何もかも忘れてしまう、私にとってはいちばん幸せな時間。それが15時間! でも、レポートは書けません。夢中になってしまうので、時間的な流れとか全然覚えてないんです。

そのかわり、ひとつ、私だけが知っている話。30日、陳昇が「思念人の屋」を歌い終わったあと、隣の人が涙をぬぐっていたので、意外に思いました。わりと年配のご婦人で、それまでの反応も静かだったので、連れの娘さんのお母さんかなと思っていたのですが・・・・。演唱会が終わってから、またその女性を見かけました。ロビーで台東基督教医院の資金を調達するための義賣会みたいなのをやっていたでしょ。そこで売り子さんをしていました。連れの娘さんと一緒に。去年の夏、陳昇はこの病院のためにチャリティー写真展を開催しましたよね。だから、陳昇の人柄とか、陳昇への恩義とかも含めた涙だったのかな、と私は推測しています。

この演唱会のライブ盤、出ないかなあ。家駒と小傑が作った配樂も収録した、二枚組みぐらいの長いもの。あの配楽もすごくよかった。舞台が暗転して、彼らのドラマティックな音楽が流れ、陳昇の写真がスクリーンに映し出される、あの時間もとても心に響きました。「擁擠的樂園」もぜひ収録して欲しい。あのアレンジ、私もとても好きでした。

当初の予定では、演唱会の前にニューアルバム出すといってたから、これはひょっとして、と期待しているVivienです。

 


メイさん(28.29.31)

今年は陳昇のコンサートへいってもう6回目になりましたが、今日までまだその感動から回復できな い現状です。今年の新舞台で行ったコンサートの感覚は確かに”思念人之屋”とぴったりと思います。純粋な昇歌を通して遠くの昔へ飛べられる自分は今年のコンサートでまるで笑いも涙も平気に現せられる赤ちゃんになったようです。昔の自分も昔の親友などもすべもう昔のように戻れないと懐かしくてたまらないからでしょうか。昇兄は12/29夜、いったように”来生、人になれるかどうかまだ分からないから、動物と違った特質の’思念’を十分に発揮させようか”メイはまだ笑いや涙の味わいながら誰かを思念できると生きていて幸せなあと感じています。

★感想を寄せてくださったみなさん感謝!

ほんとにいいコンサートでした。私は今まで見たどのアーチストのコンサートよりも素晴らしかったと思います。さあ、次の機会には、是非ご一緒しましょう!

〜YOKOより

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