2001年7月 @LIVE&宜蘭演唱会

レポート by しおんさん

陳昇コンサートat@live

台北に着いて一息つく暇もなく、土砂降りの雨の中、COMOさん・benqiaoさんとMRTに乗って古亭駅へ。@LIVEには5時15分くらいに着くが、雨のためか先客はいない。

一番乗り、どこから並ぼうか・・・考えたが、階段の上の方は風が通らなくてひどく蒸し暑い。結局、階段の下、一階にあるネットカフェの入り口近くに陣取る。扉が開けっ放しで、冷房が洩れてくるから〜(笑)。

15分ほどして、電話で連絡を取り合っていた蛋蛋登場。その後I doが様子を見に来て、行列2番手の(大学生くらいの)子達も来る。そしてcharlie、波比、KAWA、美腿など・・・いつもの旧昇網の面々が集まり始める。

KAWA&美腿に結婚祝いの品など渡し、階段に座り込んで皆でお喋りしていると、7時前くらいに昇哥入場。座っている私達の傍をすり抜けて行く時、COMOさんに気付いた昇哥は目顔で「オウ!」と挨拶。イ尓好!と返すCOMOさん。COMOさん談「もっといろんな事を言いたいけど、彼を目の前にすると、言葉が出ないんですよねぇ・・・」(その後、昇哥は食事のためか一旦外出し、また戻ってきました。)

昇哥が2度目に戻ってから、彼の助手の林小姐が私を捜しに来た。事前に、よしさん・まるは子さんの結婚を伝え、お祝いに写真に一筆書いてもらえないか・・・と、メールでお願いしていたから(よしさんと昇哥は旧知の仲)。

でも、なんでCOMOさんに話しかけるのよぉ〜(笑)。私は日本女生だって、前から彼女にはちゃんと言ってるのに。そんなに私は日本人に見えないのか(笑)。

無事、林小姐が昇哥のメッセージを貰って来てくれた。まるは子さんはRENE迷なんだけど・・・今回の@LIVEは、RENEはゲストに出なかったので、RENEのメッセージはもらえず。ごめんね、まるは子さん。でも、写真の裏面をいっぱいに使って、昇哥はお祝いの言葉を書いてくれました。

MICさんやなびさんも現地に着き、本日参加予定の日本幇が揃う。8時過ぎに入場。ステージ向かって右前側のスツール席をキープ。特等席だけど・・・昇網の面々に近すぎて、時々彼らの歌声で昇哥の歌が聞こえづらくなるのが難点か(笑)。

9時45分くらいから、ライヴ開始。

昇哥、濃いグレーのシャツに、黒の膝丈のパンツをずるっと腰の位置下げて履いてる。せっかくの長い足が見えない・・・でも、彼はこういうラフな格好、似合うんですよね。

いきなり一曲目、恨情歌で始まったのには少し驚き。最近のライヴではなかったパターン。大好きな曲が一曲目で、最初から私もテンション上がってました。いつもながらに・・・生陳昇はなんて良い声なんだろ・・・あの目、あの顔つき・・・あぁ、これが見たかったんだ・・・もう言う事ありませんでした(笑)。

曲順的に、2曲目の「流星〜」にも驚きましたが、そこから「私奔」にうまく繋いで、いつもの前半盛り上がり攻勢へ。車輪埔や臺北附近、定番の盛り上がり曲が続きます。

新寶島康樂隊の曲が続いて、客席が充分熱くなった所で、文夏・文香夫妻登場。この半年ほどで、 「ママチャリ」をすっかり一緒に口ずさめるようになっている、自分にビックリ(笑)。

ご夫妻を交えての「鼓聲若響」を終えて、休憩へ。

昨年の@LIVEでは休憩無しだった。昇哥のライヴは長丁場なので、やっぱり休憩ないと辛いけど、なんか前半が短い様な気が・・・。20分ほどの休憩の間、開演直前に来た鳥姐などとお喋り。ここは元々テクノ系クラヴなので、休憩の間は踊る人あり、お喋りあり、半クラブ状態になってました。

後半は「擁擠的樂園」からスタート。いつもながら、ギターでジャカジャン!と始まる。いつもほぼ同じアレンジだけど、バンドが代わって以降、ギターの音などにハードロックっぽい味・厚みが加味されて、これはこれでよろし。そして客席の大合唱・・・。

後半2曲目「把悲傷留給自己」は、美腿に捧げられた。この辺からKAWA&美腿へのお祝いムード一色(笑)。曲後、20歳的眼涙のイントロが流れ、曲が始まると思いきや・・・結婚おめでとうタイムへ突入・・・。新婚の二人はステージ上へ。

何故か始まる蛍の光(笑)。バンドが傷心の陳昇を冷やかしてる感じ(笑)(美腿は誰もが認める、一番美人の昇迷だから(笑))。その後は新婚を冷やかし、台語曲など、いろいろアドリブで挟みながら、文夏・文香夫妻のテーブルから届けられたスコッチウィスキーを、バンドのメンバーや様々な人と乾杯させられながら、イッキ!!の嵐。

KAWA、元々そんなに飲めないらしい・・でも、20分足らずの間に、ボトル5分の3は飲まされてました。750じゃなくて、1リットルのボトルに見えた・・・(笑)。

昇哥もいい気分で飲んでいて(笑)、しまいには、客席から可愛い女の子を呼んできて、懐メロ(島倉千代子の曲)なんかをデュエットしながら、KAWAにひたすら飲ませる為のBGMにしたり・・・(笑)。

翌日、蛋蛋に聞くと「台湾では結婚式の時、友人達で新郎新婦を冷やかして、無理難題を言う習慣があるけど、彼らの時はあまりそれが出来なかったので、あれで良いんです」ですって(笑)。

KAWAも、おめでとうタイム後、感激して泣きながら皆に「ありがとう!」としきりに言ってました。

3曲目の20歳的眼涙が始まっても、客席の興奮、冷めやらず・・・大分騒がしい。でも、キーボードのアレンジが少し変わったように思いました。より、孤独感を強調した感じで、格好良い。 そしてスローの名曲「鏡子」へ。いつもながらに、この曲の昇哥の声の伸び・シャウトは素晴らしい。彼の声の魅力が堪能できる曲です。

昇哥は一旦楽屋に下がり、いつもの通りインタープレイたっぷりの「別譲我哭」 へ。そして新しき名曲「阿春仔伊阿[女麼]」。この曲、私はメロディ・アレンジの良さもさる事ながら、阿VONのあのコーラスも素晴らしいと思います。

(上の3曲、こうやって続けて歌われると、圧巻!!としか言いようがありません。)

「多情兄」で少し場の雰囲気を変え、客席へ下りてきた昇哥。後半は全てKAWA&美腿を中心に回っている感じで、たびたび、彼らのいる旧昇網の座っている場所に寄ります。間近で生声が聞けるのは嬉しいけど、他のお客さん、少し可哀想かも(笑)。

そのまま客席(旧昇網の面々の傍)に居続ける昇哥。

香港幇の子が遠慮した感じで昇哥に話しかけたら、一瞬聞き取れなかったか、「ん?」と言う表情。

「なんでファンはそんなに俺を怖がるんだ?」皆が「彼女は香港から来たのよ」と言うと、「今日来てるファンはみんなおかしい!正常な奴はいないぞ(笑)」ですって。

その後、昇哥は話しながら、、持っていたビール瓶をCOMOさんに突き出して、目顔で乾杯の仕草。蛋蛋(KAWAではありませんよ、COMOさん(笑))が急いでCOMOさんにビールを渡し、二人は乾杯・・・飲めないCOMOさんが・・・昇哥に勧められると、瓶ビールをラッパ飲みするのね!!という貴重な現場を、私達は目にしたのでした(笑)。

そして、オリンピック開催決定にちなんで、彼ががリクエストして急遽挟んだという「北京一夜」へ。これ、阿VONのヴォーカルを聴く度に「YOKOさんの方がうまいよぉ。YOKOさんに一回歌わせてよ」そう思うのでした(笑)。

ラストに向けて盛り上がり系の曲が続き・・・でも、ラスト曲の前には、またひとくさり、美腿への未練の言葉(笑)。全く、この人は・・・(笑)。 とうとうラスト、定番曲「summer」が後半のシメ。思いきり盛り上がったところで、アンコールへ。

「思い出のサンフランシスコ」は、2001年跨年の時に、おさる(カレン・モク)がゲストの時、彼女を 呼び出すイントロに使った曲。その後「然而」と続き、この夜、最後の曲は「歓聚歌」。

全体に、この夜は曲数が少なく、少し物足りなく感じました。でも、昇哥の魅力は最大限だったかも(笑)。ステージ上で、酒は飲むは煙草は吸うは、気に入った女の子はステージに上げるはで、思い切り無頼な、「ホールコンサートの陳昇」では見られない、「ライヴハウスの陳昇」。すごく自然な昇哥。

ホントにいい男。こんな男の魅力が分かる私で良かったわ・・・(笑)。そんな事を思いながら、この夜は終りました。

by しおん


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